上生菓子
おはようございます
遅れに遅れて更新です
活動は毎回しており、美味しい和菓子を堪能してましたよー(^Ч^)
ではでは↓
12月15日はいい上生菓子を食べようということで、事前に松寿軒さんに季節の上生菓子を予約しました!
実はこれが初めての和菓子予約でした。
この日のメインは試み餅です。
さてこの試み餅とはどんなお餅なのかというと、古来、お餅屋さんやお菓子屋さんが今年のお餅の試作品として、初めての餅つきの後、お得意のお客様へ届けたのが”試みの餅”。ほかにも昔は新年に各家庭でお餅をつくと近所に新年の試み餅として配るという慣わしがあったことからもきているようです。さらにその年のもち米の出来を試す意味ありました。
では松寿軒のお菓子を紹介していきましょう!
とにかく見た目がものすごく上品…
ため息物でした
・試みの餅(松寿軒)
黒胡麻がはいっていて中はつぶあんです。
ほんのり甘く、やさしいお味でした。
・討入(松寿軒)
皮がほんのりと山芋のお味がしました。中はつぶあんです。
・冬便り(松寿軒)
形がなんとも可愛らしく、外側はもちもちしていました。
・冬ごもり(松寿軒)
外側がつくねいもで香りが非常によかったです。
ねっとりとした食感。
・藪柚子(松寿軒)
すごくさっぱりしたくせのないお味で、美味しかったです。
全体的に松寿軒さんのお菓子はちょうどよい甘みが特徴で、また食べたいなあと思わせるさすがの絶品和菓子でした(^^)
実は食いしん坊だらけの菓子研は松寿軒だけでは飽き足らず、亀屋清永さんでも上生菓子を買ってきました!
・さざんか(亀屋清永)
白こし餡で香りがつよかったです。なぜか少しお漬物のような香りが…
・水仙きんとん(亀屋清永)
少し水っぽい感じで、中はつぶあんでした。
・黄洛きんとん(亀屋清永)
あんこがほんのりと黒砂糖の味がしました。
・雪輪(亀屋清永)
外側が求肥で氷餅を表面につけてありました。
というかんじでこの日いままでで一番たくさんの種類の和菓子を堪能できた日でした(- -○)しあわせでした…
担当はべーでした
手作り最中
はい!どうもこんにちはー(´∪`)
昨日まで葉がついていた木が次の日には丸裸になっていましたー
京都の西は冷たい風がふいております。
今週の菓子研、テーマは
"手作り最中" 手作り!というところがミソです。
さくっふわっの皮と、しっとり餡のハーモニィを楽しむべく、今回 4つのお店 5種類の最中をいただきました。
まずは 中村製餡所 の
↑■あんこ屋さんのもなかセット(小倉粒あん、あずきこしあん)
向かい合わせに置いた2つの最中〔おぐらちゃんとあずきちゃん〕
今にも喋りだしそうです。(ё)(ё)
そして、絶賛の嵐!
皮の香ばしさとほのかな甘さ、ふんわりした歯触りと感激でした。
なんとこの皮、職人のおじいさんが手作りしており、後継者がいないらしいのです。
なんというか、同じ時代に生きていることに感謝です。
つぶあん、こしあん
製餡所の名の通りあんを専門に作っており、販売店というよりは工場で出来たてを買うことができるお店です。
しっとりと香りのよい餡で、皮とのバランスがとても良かったです。
(店構えたも一見目立ちませんが、赤い字で"あん"と書かれた看板がかわいらしい)
ここで箸休めに
□タジマモリ氏特製、赤蕪のつけもの!!!
手作り最中という形を初めて考案したお店だそうです。
手作りということで、皮が湿気らないような工夫などがありましたが、袋から出した寒天入餡の形がもっときれいだといいねという意見が!
今回いただいたのは、餡の中に求肥が入った「ふくみ天平」ではなく、餡だけのものです。
皮とあんの甘さ、食感とすっきりとした印象でした。
笹屋伊織 の
皿上↑■お手作り最中(つぶあん)
形式としてはたねやと同じ手作りセットなのですが、圧倒的違いが皮にあります。
厚みか2〜3倍ありサクサクッ!
皮の存在感を楽しみたいかたにはオススメです。
仙太郎 の
↑■ご存じ最中(つぶあん)
つぶあんは豆がたっており、しっかりした味ですが、皮共に主張が強く好みが別れるところかと感じました。
素敵なパッケージ
〜最中について〜
もち米を蒸して、薄く引き延ばし焼いたもの(皮、種)で餡をはさんだもの(主につぶあん)。
名前の由来
丸い形から、最中の月* に似ていたため。*陰暦十五夜の月、満月
しかし今回いただいたもののように、長方形や四角、花など形のバリエーションは増え、まんまるの月出はないものもあるため「最中」とよばれています。
餡専門店や皮専門店があり、こだわりを感じると共に、とても庶民的でみんなでわいわい作りながら食べる楽しみを感じました。(´υ`)
担当はたかぎでしたー。
カステイラ
こんばんわ〜。
今日はたっくさん更新しております。笑
和菓子日和というブログ名ですが、今回は和菓子?というかなんというかメンバーとタジマモリ氏の「カステラ食べたくない?」という発言からカステラになりました〜^^
しかも6種類!!
では、さっそく紹介しましょう!
越後屋多齢堂 カステラ
すいません!写真に載ってる名前は間違いです><
定番の味で上品な一品。
茶色の焦げのところの苦味が適度です!
ひかえめな甘さとのバランスが良いですよ><
ちょっと入ったザラメもおいしい◎
ちなみにカステラさんとご対面の瞬間◎
かま八老舗 はちみつ入りカステラ
しっとりしていて甘い!
はちみつがきいてます。
色も黄色っぽいです。
かま八老舗 鶯豆抹茶入りカステラ
鶯豆のツヤツヤ感がたまりません。
豆はすごい甘かったです。生地も甘め。
メンバーT「メロン味って言ってもいけそう。」
とのこと。笑
メロン入ってないんですけどね^^
かま八老舗 黒豆入りカステラ
ずっしり重い!
表面に黒豆ちゃんが見えてますが生地にもつぶして黒豆が入っています。
しっとりしていてカステラというよりバナナケーキの食感に似てます。
かま八老舗 つぶあん入りカステラ
ほんのりつぶあんの風味が広がります。
こちらもカステラを食べてる感じはあんまりしないです。
タジマモリ氏は小男鹿(さおしか)という徳島のお菓子に似てると言ってました。
大極殿本舗 春庭良
ふわっふわっ もうふわっふわっ。
甘さというより卵の風味が食べた瞬間口に広がります。
さっぱり。
あまりにもふわふわすぎて無理に切るとこんなことに!
これらのカステラたちをそれぞれ6人分に切って並べたら・・・
お腹いっぱいになりました◎
さてお次は最中です!
お楽しみに^^
最近まで最中は中身が空っぽだと思っていたにしこでした。
大枝の柿&おかき
おはようございます!!
更新がちょっと遅くなってしまいました。
11月24日のテーマは、大枝の柿とおかきでした(^^)
前回の授業で、遠出&リッチな時間を過ごしすぎたので、
今回は大学のご近所さんをテーマに取り上げ、
安く・・・じゃなくて地域密着で授業をすることに。
京都市立芸術大学は、ご存知かもしれませんが
大枝沓掛町にあります。
大枝は柿畑が非常に多く、道沿いで柿を売っているお店もよく見かけます。
私も柿畑を抜けた山に登って、友人と無駄に夜景を見に行ったり、日の出を見に行ったりしましたよ。
そういえば。
そんなご近所で作っている柿を使用したお菓子があるということで、これまた近所のラクセーヌに買いに行きました。
干し柿の中がくり抜いてあり、柚子を混ぜ込んだ白餡が入っています。
なんとも素朴な味で、田舎のおばあちゃんが作ったような、懐かしい気持ちになります。
ほんのり 柚子と柿の味が混ざり合って、ぜひ縁側で食べたいお菓子でした。
今回のテーマを決める時、
「柿1種類かあー…」
と、先生が不満そうだったので、長岡京の小倉山荘のおかきもプラスすることに。
いろんな種類を食べてみたかったので、「京のふき寄せ」というパックを購入。
本当はもう少し種類が入っていたのですが、多すぎて主なものだけピックアップしてみました。
おかきということで、せいぜい醤油味と塩味くらいをイメージしていましたが、食べてみると、
エビせん、ワイン、柚子、生姜、味噌、抹茶、お芋など、びっくりするくらい沢山の味がありました。
食べていて全然飽きがきません。
工夫がすごい!!
さらに、買い出しの段階で食べたいお菓子が増え、
小倉山荘の「あられづつみ」と
京煎堂の「まめあわせ」も買いました。
写真がないぞ・・・?
どういうことだ;;
お待たせ!!
「あられづつみ」は、外は甘く、中は醤油味のしょっぱいおかきの二重構造で、甘味と塩っけのハーモニーが素晴らしいです。
個人的に、ぽたぽた焼と、雪の宿の間のような、口の中でじゅわっと あまじょっぱさが広がるおかきで、とても気に入りましたー(^^)おいしーよー。
「まめあわせ」は、落花生・黒大豆・空豆・えんどうの4種類で、それぞれ全く味の印象が違っています。
私はえんどうがお気に入りで、少し甘めの生地と、えんどうのしょっぱさが絶妙です。
調べてみたのですが、「おかき」というのは、昔、鏡開きのときにお餅を刃物で切るのを嫌い、
手で「欠き割った」ことからという説と、
砕いた餅を保存用として作っていた「欠餅(かきもち)」が、
宮中の女房言葉として「おかき」になった
という説があるらしいです。
みなさんもご近所のお菓子を味わってみてください!!
では このへんで。
よしおでした。
亥の子餅四つ巴
こんにちは〜
11月10日は亥の子餅です。
亥の子餅とは亥の月(旧暦10月)、亥の日、亥の刻(午後10時頃)に子孫繁栄祈願や、万病を払う意で食べるお餅です。
歴史の古い和菓子で、もとは中国古来の俗信に基づく風習だったようです。日本ではあの『源氏物語』にも登場します。
というわけで遠い昔に想いを馳せつつ(^^)いただきました。
・ゐのこ餅(二条若狭屋)
中は黒つぶあんで、表面のごまの風味がなんとも良い。
・ゐのこ餅(京都鶴屋)
とても淡白なお味。あんこを食べているのにさらさら水っぽい印象。
・ゐのこ餅(とらや)
「さすがとらや! 」とみんなに言わしめた一品。生地は見た目に反
して固めでしっかりした食感。きなこがまぶしてあるのですが、その
下の黒っぽい求肥には干し柿、きなこ、胡麻が練りこんでありす。
それぞれが絶妙にまじりあい、引き立てあうお味に拍手喝采!
・ゐのこ餅(俵屋吉富)
求肥がとても柔らかく、中は栗入りつぶあん。二条若狭屋と京都鶴屋 の間くらいのどちらかといえばさっぱりしたお味でした。
今回の4種類色合いが美しかったので…
こんな感じです(^^)
亥の子餅こうしてみると色形にばらつきがありますが、すべて猪に見立てているんです。
たとえば、栗→猪の骨 餡→猪の肉 求肥→猪の毛皮の模様の焼き印をおしたり…などなど。
ただ亥の子餅由来の中国では猪は豚を意味するため多少あいまいな部分があるようです。
さて次回はまたまた京芸を飛び出しお出かけです(^^)
前回に引き続き担当はべーでした。
初のお出かけ授業!
こんにちは〜
遅くなりましたが、10月27日は初めて京芸をとびだし、祇園界隈にお出かけ授業でした!
この日のメインイベントは”cafeせせらぎ すへら”で開催されていた”菓子箱展”を見に行くこと。
菓子箱展とは、和菓子の魅力をさらにひきたてるような器を集めた展覧会です。
さまざまな作家さんがそれぞれの技法(陶磁器、漆、ガラス…等)で作った作品が並んでいてお菓子と器の関係の密接さがよく表れていました(器にはそれに合う和菓子がいれてありました!)。
会場も洗練された雰囲気でとてもいい空間(^^)
下階には食器のショップもあり菓子箱展の作家さんたちの作品も購入できるようです!
もちろんこの日もしっかり和菓子を堪能しました(^△^)
1Fのすへらカフェにて嘯月セット(1100円)をいただきました。
・錦綴(にしきつづり)
・栗蒸し羊羹(くりむしようかん)
さっぱりしたお味です。
・野路の香(のじのかおり)
中はつぶあんで、まわりの白いぷつぷつはもち米を乾燥させたもの。
・きんとん交錦(きんとんまぜにしき)
後味につよく栗が香ります。
お抹茶と一緒にいただきまったりできました(^^)
次回は亥の子餅です。
今回担当はべーでした。
どら焼きwithイロイロ
はいどうも、こんにちはー(´u`)
本日、第3回のテーマは『どら焼き』!!!
テーマは毎回来週の分を「季節のもの」や「これは食べ逃せない!!」などと話し合って決めているのですが、今回の『どら焼き』は早々に決定していました。
こちらのどら焼は、弘法さん縁のお菓子で、毎月21日にのみ販売されるそうです。現在は20*21*22日の三日間販売しています。
!!!!!! 10/20(木) 食べるしかない !!!!!! (テーマ演習は木曜日:-))
ということで決行しましたー。
このどら焼は、ドラえもんの好物いわゆる(三笠)の形ではなく、棒状です。
薄く焼きめのついた、しっとり、もっちりした皮に包まれた餡は、すっきりとした甘さで、美味しい!なぜか懐かしい!
一本食べられる!! と思いましたが、やはし気に入りの皿にちょこんと乗せて、お茶と一緒に。が趣があって良いですね。
そしてwithイロイロ
つるし柿は京都駅、伊勢丹にて購入。
干し柿の中につぶ餡、求肥が入っています。
こちらも甘すぎない餡と、ガツンとした柿の味、食感がたのしめました。
タジマモリ氏は「野趣が感じられる」とのこと、
ワイルド!‥‥‥‥‥ということでしょうか、言葉は難しいですね。
みんなで、見た目・味・食感・香り・材料など様々な意見、感想、疑問を飛び交わせます!
時には擬音も駆使します。
毎週たまっていく記録とまとめプリント、京都の秋冬和菓子を食べつくそー。おー!
次回はなんと課外授業!お出掛けのよていです。
お湯沸かし隊 たかぎ